単純化しすぎない。シンプルさは万能ではない
単純化のし過ぎ
シンプルさやシンプルライフには、簡単にできて効率的になるとか、物が減って節約になるとか、メリットもあります。
ただ、あまりに単純にしすぎると、不都合もあるでしょう。
たとえば、コミュニケーション
たとえば、コミュニケーションで、必要なことを省いてしまうと、伝わらないということも起こります。
結論から話せ!とよく言われます。
これは、ビジネスの場面でよく言われるわけですが、結論だけ話せとは違いますよね。結論を話して、その理由を説明する。
場合によっては、状況を一言簡単に説明してから、結論を言って、さらに理由を伝える。こういうふうに伝えたほうが、理解してもらいやすいかもしれません。
結論だけ話せば、きっとこれ以上ないくらいシンプルでしょう。
しかし、伝わらなくて、コミュニケーションがうまくいかないなら、問題です。
単純化しすぎない
なんでもシンプルにすれば良いというわけではありません。単純化しすぎない。
こういことも大切でしょう。
シンプルさは万能ではない
当たり前ですが、シンプルさは万能ではない。
適度な複雑さ、必要な高度さ。そういうものがある。
それは、言葉で言えば、ちょうどいいシンプルさを目指す、ということになりますね。
ミニマリズムに疑問を感じる人
おそらくですが、ミニマリズムに疑問を感じる人は、自分の最低限は、ちょっとそこではないと感じるからなのではないでしょうか。
それは、シンプルライフにせよ、断捨離にせよ、同じようなものでしょう。自分にとってのシンプルや必要最低限は、人とは違うでしょうから。
複雑なものも、単純すぎるものも問題になり得る
複雑だと理解できない、動かせない。だから、問題になるというのもわかるでしょう。
単純すぎるのも、こう考えてみると、問題になり得るということはわかるでしょう。
だから、現実に対応できるような、複雑さ、シンプルさがいいと思うのです。
そして、それは、現実にいろいろと自分なりに試行錯誤していく中で、わかってくるものではないでしょうか。